今回は2か月前にお迎えしたB&Wテグー(ブラック&ホワイトテグー)という大型のトカゲについて、わたしの現在時点での飼育方法を紹介をしたいと思います。
我が家の爬虫類の中では一番大きい子ですが、生後数か月、まだまだ子供です。
人に慣れやすいとも言われているB&Wテグーですが、今のところ部屋んぽ(部屋の中の散歩)をさせても、やんちゃではあっても穏やかに過ごしてくれています。
まだまだ飼育に関する情報の少ない種類なので、なにかの参考になる部分があればうれしいです。
B&Wテグー(ブラック&ホワイトテグー)の飼育方法
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B&Wテグーとは?
ブラック&ホワイトテグーということで身体の色は黒と白のコントラストが美しいトカゲです。
しかしうちの子はお迎えしたときから緑色も出ていていましたので個体差があります。
また、最初に黒と白のコントラストが綺麗に出ていても、その後変化してくる可能性は十分あります。
メタハラというライトを当てて飼育すると、体色が綺麗になるという話もあります。
日本で飼育されているテグーの有名なところでは、
アルゼンチンB&Wテグー(ブラック&ホワイトテグー)
レッドテグー
ブルーテグー
ゴールデンテグー
がいます。
それぞれ基本的な性格が違うなかで、
B&Wテグーは人に慣れやすいと言われていますが、もちろん、その子の気性がおとなしい性質で、また、日常的に触れ合って過ごすことが前提だと思います。
すぐに人に噛みついてしまう子の動画なども良く目にしますので、幼体の時からしっかり慣らすことはとても大事なことだと思います。
しかし、成長の過程で性格が変わってしまうこともあると思うので、幼体の段階から細かく一緒に過ごすようにしています。
B&Wテグーは「犬のように慣れる大型トカゲ」?
B&Wテグーに関しては、「犬のように慣れる大型トカゲ」という表現を見たことがありますが、
爬虫類について知っている人であればあたまの中で言葉を補足出来るかもしれませんが、知らない人が言葉をそのまま鵜呑みにしてはいけません。
「爬虫類の中では、人にしっかり慣らされた場合に、『なんだか犬みたいだなぁ』と思う瞬間がある大型のトカゲ」という認識の方が良いと思います。
ベタ慣れさせている飼育者さんもいらっしゃいますが、気性の穏やかな子、荒い子というのがいることは飼育前に覚悟しておかないといけないかなと思います。
今のところ、テグ氏に関していえば、人を攻撃してくるということはありません。
ただ、いまの子どもの段階でも、餌を食べるときのアゴのちからの強さはピンセットごしに感じるので、餌を与えるときに手を出さないように注意しています。
B&Wテグーのケージの大きさについて
アダルトになると、1mを超えるので、大きいサイズのケージが必要です。
今、うちのテグー(体重約1キロ)が住んでいるお部屋が、90㎝ケージですが、現在ケージを発注していてケージが完成したら150㎝のケージにお引越しする予定です。
ケージには鍵を付けています。
最初のころ、私が部屋にいるときは面倒なのでカギをかけていなかったんですが、テグーは指が細くて力強いので、ガラス戸に微妙に隙間できやすいケージだと、指や爪を入れてあけれるので、ドアの開け方を覚えると自分で出てきてしまいます。
学習能力も高いようで、一回成功した場所はその後何度も攻めます。
わたしが部屋にいるときではありますが、過去2回自分で出てお部屋を散歩していました。
なので今は毎回しっかり鍵を閉めるようにしています。
B&Wテグーの飼育環境
先ほどもいったとおり、今は90㎝ケージで過ごしていますが、発注しているケージが届いたら、150㎝ケージにお引越しする予定です。
テグーを飼うことを検討している人は大きめのケージを購入し、部屋に置く覚悟をしましょう。
ケージ内の様子を紹介しますと、半分がハスクチップになっています。
テグ氏はわりとハスクチップに潜ったり、掘ったりしますし、寝るときはハスクチップに潜ってるので、砂とかよりもハスクチップがいいかなと思います。
一時期、人工芝も試しましたが、テグーが餌を食べるときに、加える角度を直したいからか、何回か昆虫を口から放すので、再度咥えた際に、人工芝も一緒に口に入れて引きちぎったりしてしまってなんども口に入りそうになったりしたので人工芝は辞めました。
また、ウンチをしたときも、人工芝の「目」の中に入り込んでしまい、洗うのが大変な上、洗っても匂いが取れない、ということがあったので、人工芝はやめました。
今は半分はレンガを敷いています。
コーナンさんで購入したレンガですが、見た目的にも可愛いレンガなのでけっこういいかなとおもっています。
あとは水入れを入れてます。
毎日朝に綺麗にしているのですが、テグーがチップを掘り、大体午後にはチップだらけになってしまいます。
テグーは水浴を好むということで、テグーの身体がすっぽり入る水入れをいれることもお勧めです。
今のケージの大きさの関係で水浴用の水入れはいれてませんが、ケージが大きくなったらもうちょっと深くて大きいものを入れて自由に水に入れるようにしてあげようと思います。
水浴に関しては、だいたい1日に1回、37℃くらいのお湯で温浴をしています。
B&Wテグーは昼行性のため、日光浴をするので、バスキングができるようライトを当てています。
ライトはメタハラというもので飼育すると、黒と白のコントラストが綺麗になるという飼育者さんの声があるようです。
B&Wテグーの食事
テグーは雑食で昆虫や鶏肉やマウスだけでなく野菜や果物も食べるそうです。
うちのテグーはあんまり野菜が好きではないようですが、徐々に慣らしていこうと今は試行錯誤中です。
基本的にはお肉と昆虫を食べて過ごしています。
生卵をかけると野菜も食べましたという飼育者さんの記事を見たことがあったのでやってみましたが
生卵だけぺろぺろしていることが多いです。
昆虫やお肉を与える前のお腹が減った状態でピンセットから野菜を与えるとしぶしぶたべてくれることがあります。
B&Wテグーの温浴
テグ氏はワタシが家にいれば1日1回~2回温浴をさせています。
温浴のタイミングは朝に1回、起きてケージから出てくるとき(日光浴をしたときは朝の温浴はしない)と、お昼に餌を食べ、ケージに戻った後、再度ケージから出てくる時(食後1時間後くらい)です。
そのタイミングに温浴をするのは、水のなかでウンチをしてくれるので、ケージ内が汚れるのを防ぐことができます。
ちなみに、テグーのウンチはめちゃくちゃ臭くて、調べたところ、多くのB&Wテグーの飼育者さんはテグーのウンチの臭いに苦しんでいるようです。
最初のころはうんちの回収が大変だったんですが、水のなかでうんちをすることを覚えてくれたことで飼育しやすくなりました。
しかし、そう思っていた矢先、最近は温浴のあとの散歩中に部屋でウンチをするようになってしまったので、水の中にいる間に出すよう、なんとかまた慣れさせたいな、と思います。
「B&Wテグー(ブラック&ホワイトテグー)の飼育方法」のまとめ
というわけで、今回はB&Wテグーのテグ氏について紹介をさせていただきました。
テグー飼育には大変なことも多いですが、慣れてくれるととても可愛いです。
この記事を参考にして、飼育の検討に役立てていただけるとうれしいです。
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