「タイのタクシーは確実にぼったくる」
そんな言葉に旅行前から戦々恐々としていませんか・・?
実はわたしもそうでした(笑)
旅行好きのわりに、小心者なのです・・。
初めてタイに行く人ならほとんどの人がタイのタクシーに乗車することに怯えているのではないでしょうか?
しかし、タイ旅行では、おそらくほぼ確実に、あなたはタクシーに乗ることになります。
タイでタクシーは避けれられません。
・・なぜなら、便利だから!
たまたま、タイに行くひと月ほど前に、以前タイに住んでいたという旦那さんの親戚の方にお会いする機会があったので、
「タイのタクシーって、やっぱりぼったくるんですか・・?」
と質問をぶつけてみました。
そして、帰ってきた答えが・・
「ほぼぼったくりますね~」というもの。
「だから、乗り込む前に、だいたいの料金を聞くか、メーターを確実に回すよう伝えます」
と言われました。
しかし、初タイ旅行者には、タクシーに乗るときにそんな会話をするなんて、ハードルが高いですよね。
現地のタクシーの人は、英語があまり通じない、とも聞きます。
そこで、そんな不安要素を排除するべく、わたしがタイでタクシーを乗る際に使用したアプリがこちら。
「Grab Taxi」です。
どれだけ良かったかをまず知ってもらいたいので、先にわたしが感じたメリットを書いてしまいます。
タクシー配車アプリ「Grab」のメリット
- 乗車前に、行先を運転手に伝えることができる。
- 乗車前に料金がわかる。(ぼったくりの心配なし!)
- 「Grab Pay」を登録すれば、クレジット払でタクシー内の金銭のやりとりなし。
- 運転手さんとの会話が全く必要ないので、コミュニケーションが不安な人でも安心。
- タクシーが今どこにいるのかがわかる。
- 利用前にタクシーのナンバーと運転手の顔がわかる。
- 複数回利用すれば、割引が使えるようになる。
このアプリはもう本当に大活躍で、バンコク滞在時のタクシー移動は、全てこれで解決できちゃいました!
それでは、ここからは「Grab Taxi」の具体的な利用の仕方を説明したいと思います。
まずはアプリをダウンロード
まずは「Grab Taxi」のアプリをダウンロードしてください。
アプリにアカウントを登録
アカウントの作成
- Facebookアカウントでの登録
- Googleアカウントでの登録
- メアドと名前での登録
の3パターンがあります。
わたしは小心者で、外国アプリの利用が初めてだったため、一番無難そうなメアドでの登録にしました。
「Emergency」(緊急事態)時のボタン
私は登録時、スキップしてしまいましたが、emergencyの登録があったかと思います。
実際に使ってみた時に、常に「emergency」ボタンが表示されていたので、これを押すと、登録先に連絡がいくのかもしれません。
(事前に調べた際は、「警察に連絡が行く」と書いてる方が多いようでした。実際に使用しなかったのでどっちかはわかりません。)
わたしも、滞在時は特に登録はしませんでしたが、不安な方や夜に利用する方(特に女性)は登録したほうがよいでしょう。
アプリの利用方法
それでは早速、アプリを利用してみましょう。
ホーム画面のGrabアプリをタップし、アプリを立ち上げます。
現在地(タクシーが迎えに行く場所)と、目的地を選択
まずは現在地。
現在地は青色のピンで表されます。
現在地を英文字で入力するか、現在地を青ピンに一致させて選択します。
実際に自分がいる位置は、青●の場所です。
続いて目的地
目的地は、わたしが利用した時にはピン移動での選択ができなかったため、英文字での入力を行いました。
運賃の確認と予約
(画像内で「車が車で」となっていますが、「車が来るまで」です(゚Д゚;)失礼しました。)
こちらはサイアムからカオサンに行った時のもの。
迎えに来る場所と目的地を入力すると、タクシーが来るまでのおおよその時間と、乗車運賃が表示されます。
内容に問題がなければ「BOOK」をタップします。
すると、「今探してま~す」という感じの画面が数秒間表示され、運転手さんとのマッチングが行われます。
運転手さんがマッチングされる
近くにいるGrabに登録している運転手さんとのマッチングが行われ、運転手さんの詳細が表示されます。
- 顔写真
- 名前(タイ語)
- 車のナンバー
- 車種
- 過去に評価された星の数
がここで表示されます。
運転手さんが近づいてくる
アプリ内で、運転手さんとの位置関係がリアルタイムで表示されます。
青丸がわたし、車が迎えに来てくれる人です。
到着までに時間がかかるときは、建物の中などで待機して、車が近づいて来たら外にでる、といった使い方ができるのでとてもありがたい!
道路際で待っていると、関係のないタクシーやトゥクトゥクがやたら近づいてきて声をかけてくるので断るのが面倒です。
時間があるときは引っ込んでおいたほうが良いですね(;´・ω・)
アプリ上で車が近づいてきたら、道路わきに立って、近づいてくる車のナンバーをチェックします。
該当の車があれば、車に近づいていき、自分でドアをあけます。
車は、タクシーのときもありますが、わたしがバンコクで利用した中では、ほとんどが一般車ですので、タクシーばかり探すと見落としてしまいます。
「ハロー」や「サワディーカップ」と挨拶して、乗り込みます。
基本的に車中に会話はありません。
運転手さんも、そこまで英語ができない場合もありますし、わたしもほぼできませんので・・。
わたしは一応最初に「I want to go ○○」と告げました。
運転手さんは事前に行先をアプリで確認しており、移動中もスマホやiPadで確認していますので、実際には行き先を告げる必要はないと思いますが、無言の外国人より、何か話そうとする外国人の方が運転手さん的にも車内のムードが多少よくなるかなぁ、と思ってわたしは最初にちょっと会話してみてます。
運転手さんも、車中でハンズフリーでタイ語で電話を始める人や、ちょこちょこ短い英語で話しかけてくれる人、まったく無言の人などいろいろです。
圧倒的に男性が多い印象でしたが、私が最後に利用した車の運転手さんは女性でした。
この女性、ワイルドスピードばりに、ぐんぐん車を追い抜いていく運転好きな方で、車の隙間を縫うようにうまくすり抜けれたときは、ガッツポーズしてました。
これにはちょっとヒヤヒヤしましたが・・・(;´・ω・)
運転手さんから電話やチャットがくることも
たまに、運転手さんから電話やチャットで連絡があります。
こうした連絡があることは稀でしたが、
「あと○○分でつく」とか、「近くのセブンイレブン前に止めます」などの簡単な連絡でした。
電話の場合は、片言の英語でもいいので、自分の位置をわかりやすく伝えてください。
チャットがあった場合は、右下のチャットマークに印がでますし、スマホの通知もきました。
自分から右下の電話マークやチャットマークからコンタクトをとることも可能です。
目的地へGO!
車に乗り込むと、運転手さんが自分のデバイスでボタンを押し、わたしのほうのスマホに「ピックアップされました」みたいな文言が表示されます。
ここからは、目的地に向かっていくだけです。
車が目的地(赤い印)に向かってリアルタイムで移動していきます。
これをずっとスマホで追っていると、スマホのバッテリーの消耗が激しくなるので、あんまり画面を開けっ放しにしないほうがいいと思います。
到着
到着すると、運転手さんにお金を払います。
運賃は基本的に表示されている金額です。
多めに渡すと、チップとして取られちゃうのかな・・?と思っていましたが、細かくおつりも返してくださいました。
「基本的に」といったのは、高速道路利用料(50THB~)や、空港で乗り降りした時にかかる空港利用料(50THB)が必要に応じて上乗せされるからです。
運転手さんを評価
↑運賃の表示と、50Bの割引券をゲット!あとはアプリ内のポイントゲット!の表示。
これはカオサンから空港に行った時の料金です。
到着してお金を払うと、運転手さんがお仕事完了のボタンを押します。
すると、運転手さんの評価画面が表示されるので、星をつけます。(あとからしても大丈夫です。)
一言記載することもできます。(しなくてもOKです。)
Grabを利用したタクシーの運賃
Grabを利用すると、通常のメーターによる運賃に25B上乗せされた金額になっているそうです。
それでも、ぼったくりやら、目的地を告げるストレスやら、タイで多いという乗車拒否の不安などから解放されるなら安いものです。
今回の旅行でかかったタクシーの料金を記載しておきますね☆彡
カオサン付近からドンムアン国際空港まで
495THB
通常運賃 ・・395THB(アプリに表示される運賃はこの運賃です)
空港利用料 ・・50THB
高速道路利用料 ・・50THB
ちなみに、実際にはGrab内の割引50THBが使えるようになったので、払ったのは445THBでした。
サイアムパラゴンからカオサン通りのバーガーキングまで
カオサン通り付近からサイアムパラゴンまで
サイアムパラゴンからカオサン通りまで
SHOW DCからサイアムスクウェアまで
カオサン通り付近からSHOW DCまで
いっぱい乗ると、割引が使える!
Brabでは、5回ほど乗ると、割引が使えるようになります。
使い方は簡単です。
現在地と目的地を入力したあと、「Book」をタップするまえに、「Promo」のボタンをタップして、使用したい割引を選択するだけです。
Brabで、運転手さんのドタキャンはある?
一度だけ、マッチングされたあと、チャットで「やっぱりいけないのでキャンセルしてほしい」旨の連絡がきたので、こちらでキャンセルボタンを押しました。
道路事情や個人的な事情など、いろんな理由があるのでしょう。
キャンセルはその一件だけでした。
すぐにまた違う運転手さんが見つかったので、特に問題はなかったです(*’ω’*)
タイ旅行ならタクシーアプリは必須
Grabのおかげで、