いつもは海外旅行の時、モバイルのWi-Fiをレンタルして利用していたのですが、今回のバンコク旅行では、タイのSIMカードを購入してSIMロック解除済みのスマホに挿入し、利用しました。
きっかけは、「Grab taxi」という、バンコクで利用できる(実際にはバンコクに限らず利用できます)タクシー配車アプリを利用したかったからです。

アプリだけであれば、モバイルのWi-Fiでも利用できるのですが、運転手さんから電話がかかってくることもあるとのことだったのと、滞在するホテルに現地で電話をかける必要があったため、電話も利用できるSIMカードという方法を選択しました。
タイのSIMカードでも、事前に日本で購入可能
「タイのSIMカードを買わないといけない」というだけで、そもそもハードルが高いなぁと感じていたのですが、実は、日本でも購入可能です。
私はAMAZONで購入しました。
プリペイド式・8日間使用可能で600円。(送料200円/私が購入した時はプライム会員でも送料が必要でした。)
わたしは出発ギリギリで購入したのでこちらのお値段のものになりましたが、ひと月ほど余裕を見ておけるなら、到着に同じものがAMAZON内でもっとお安く売られていました。
海外SIMの使い方
スマホが「SIMロック解除」状態かを事前に確認
購入したSIMカードを自分のスマホで使用するには、「SIMロック解除状態」である必要があります。
Y!mobileの人向けの豆知識
わたしはY!Mobileのスマホなのですが、Y!mobileの場合は、自分で「MY Y!mobile」のサイトからSIMロック解除作業を行えば無料でできます。
(店舗でやってもらうと、3000円かかります。)
※ただし、Y!MobileのスマホのSIMロック解除作業は、新しい他社のSIMカードを入れてスマホを起動した後、解除コードを入力することで可能になるので、外国SIMで行う場合は、海外到着後にSIMロック作業を完了させることになります。
日本も含むアジア圏まるまる対応しているSIMで行えば、出国前に作業を完了させれて安心です。
タイの現地SIMカードを入れてみよう
SIMカードを入れるのはとても簡単です。
1)電源を切る。
今入っているSIMを取り出す前に、必ず電源を切ってください。
2)トレーを引き出す。
わたしのスマホは爪の先にひっかけて引っ張りだすことができますが、ものによっては、専用の細い道具が必要だったりします。
3)現在のSIMを取り出す。
小さいので気を付けてください。
4)新しいSIMを入れる
タイで使用するSIMカードを入れます。
5)電源を入れる。
電源を入れます。
飛行機で機内モードにしていた場合は、機内モードを解除してください。
6)新しいSIMが認識されているか確認
電源を入れた後、今回のSIMカードを販売している携帯会社「AIS」からショートメールが届きました。
また、スマホもAISを認識しています。
ネットワークが接続されているかも確認してください。わたしのスマホの場合は、この画像の右上直角三角形部分です。
↑ AISからのショートメールと右上のネットワークの接続を確認。
↑本来は「Y!mobile」となっている部分が「AIS(SIMの携帯会社名)」になります。
これでスマホがタイ仕様になりました。
実際に使って感じた、海外旅行でSIMカードを選択するメリットは、
- Wi-Fi環境下でなくてもネットにつなげる。
- モバイルの持ち運びWi-Fiルーターは、同行者が一緒にいないと接続できないので、それぞれが保有すれば離れていても街中でネットにつなげる
- 同行者同士SIMカードにすれば、海外でお互い電話ができる(別行動後の待ち合わせなどに便利)
- モバイルルーターより格段に安い
ということです。
最後に
今回はわたしのスマホだけSIMを入れたので、夫のスマホはWi-Fi環境でないとネットにつなげませんでした。
しかし、現地でそれぞれが電話もつかえてネット環境にあると、別行動をしたときなどにはとても便利ですね。
次回からの海外旅行は2人ともSIMカードを購入しようとおもいます。