今回は、コオロギの育て方について紹介をしたいと思います。
当ブログをご覧になられる方はほとんどが爬虫類や両生類の餌用に迎えたコオロギの飼育方法について調べておられる方かと思います。
今回紹介するのはキープ方法としても活用していただけますし、自宅で繁殖させていく方法も紹介させていただきますので、それぞれに合わせて参考にしていただければと思います。
もちろん、コオロギ自体をペットとして可愛がって飼育するという方も参考にしていただけますが、当記事では「餌用」という言葉が多々出てまいりますのでその点ご容赦くださいませ。
今回紹介するコオロギはヨーロッパイエコオロギになりますが、フタホシコオロギやクロコオロギの飼育でも飼育方法自体は一緒です。
コオロギの育て方

一般的に流通している餌用コオロギの種類
爬虫類・両生類の飼育で流通しているコオロギは基本的に以下の3種類。
- ヨーロッパイエコオロギ
- フタホシコオロギ
- クロコオロギ
になります。
わたしも最初はフタホシコオロギを飼育していましたが、小型爬虫類・両生類たちが食べることを考えると、ヨーロッパイエコオロギが最も汎用性が高いと思います。
フタホシコオロギ・クロコオロギは成虫サイズになるとがっしりしていてわりと大きく、また食べるにしても硬そうな印象もあり(実際に硬いと思います)、小型ヤモリには与えにくいように思います。
コオロギの育て方【基本的に必要なもの】
コオロギを育てるにあたって基本的に必要なものは以下の通り。
- ケース
- 床材
- 除湿剤
- 水入れ
- エサ入れ
- 産卵場所(繁殖させる場合)
順番に紹介していきましょう。
ケース

ケースについては、衣装ケースが最も利便性があると思います。
虫かごだと、高さの面でコオロギがジャンプしたときに逃げられる可能性が大きいです。
水槽は重さの面でメンテナンスの時に大変なのでオススメしません。
通気口をあけたりなどの加工を行うので、加工しやすく、また多少失敗してもまぁいいやと思えたり、買いなおしたりもできるので、衣装ケースが最もよいと感じています。
床材
床材については、正直なんでも大丈夫です。
プラスチックケースにそのまま入れるとコオロギが踏ん張れないので、床面をむき出しにはせず何か足場を入れたほうがいいです。
わたしは最初の頃は消臭効果とコオロギの死亡率を下げるためにウォールナッツサンドという砂を使用していました。
その後、メンテナンスをより楽にするという部分を追及した結果、現在はペットシーツに落ち着いています。
もちろんキッチンペーパーでもいいとは思いますが、結構ボロボロにされるので、ペットシーツの方が良いと思います。
足場

割と大事なのが足場です。
多く利用されているのが紙でできた卵パック。
言われて見れば、そういう飼い方をしているのを見たことがあるなぁという方も多いのではないでしょうか?
ただ、昨今は卵もプラスチックケースで売られていることが多く、案外手に入りにくくなっています。
わたしは鉢底ネットを切って丸めて輪ゴムで止めたものを使用しています。
コオロギは縄張り意識もあるということなので、こういった立体的な部分を増やすことで、コオロギが動ける面積を増やすことができます。
また、普段は身を隠すような場所でじっと過ごすこともあるので、穴状になっていることで、コオロギが安心して過ごすこともできます。
除湿剤

コオロギは蒸れに弱い生き物ですが、ケージ内は割と蒸れるので除湿剤を入れています。
除湿剤は、コオロギが薬剤に触れることができないものを選んでください。
また、虫よけ作用のあるものも避けましょう。
基本的にはダニなどを避ける作用のものだと思いますが、コオロギも虫なので何かしら悪影響がでると怖いのでわたしは虫よけ作用のあるものは置かないようにしています。
小さい袋に入っているタイプのものがありますが、コオロギの話ではないですが、ミルワームがプラスチックの袋をかじって破っていたことがあるので、小さい小分けタイプのものもわたしは使用しないようにしています。
水入れ

水入れについては、お皿に水を入れる、という方法だとコオロギが溺れて死んでしまうことが高確率で発生するので、紙や布に水をしみこませる方法が良いです。
何通りかやり方はあると思います。
あまりこまめに水の管理ができない人におすすめなのは、タッパーに水を入れて布や紙にその水を吸わせ、蓋の部分にあけた穴からその布ないしは紙を外に出し、コオロギたちにはその布(紙)が吸った水を飲んでもらうという手法です。
もうひとつの方法は、カップにキッチンペーパーなどをぐしゃぐしゃにして入れて、そのキッチンペーパーにドレッシングボトルなどで水を吸わせるという方法です。
こちらのやり方は最低でも1日1回(できれば朝・夜の2回)水を吸わせる作業ができる人に向いています。
エサ入れ

エサ入れはコオロギが登れる素材の低めのお皿であればなんでも使用できます。
つるつる滑る素材だったり高さのあるお皿だと、コオロギが中の餌に気付かなかったり、餌にたどり着けなかったりしますので、ざらざらした素材のものを使用します。
食べ残しが散らかったりしても良い場合は床に直接撒いても構いません。(わたしは産まれたての赤ちゃんコオロギの場合は床に直接撒いています。)
エサ

コオロギは雑食で基本的になんでも食べます。
コオロギを買ってすぐにたべさせるものがなければ、台所をチェックしてみて野菜や鰹節などがあればとりあえず与えてみましょう。
また、爬虫類を飼育していて人工フードがある場合はそれでも大丈夫です。
コオロギは動物性たんぱく質を摂取しないと仲間のコオロギを食べてしまったりもするので、早いうちに動物性たんぱく質が入った餌を用意しましょう。
肉食性の爬虫類の人工フードであればそれでもいいと思いますが、コスパが悪いです。
わたしが家庭でブレンドしているコオロギフードの材料を紹介します。
その材料がこちらです。
- ニワトリの餌
- ラビットフード
- キャットフード
- 粉ミルク
コオロギを元気に育てるのが目的のブレンドですがもちろんこれが全て必要というわけではないので、細かい部分は各々で調整するのが良いと思います。
栄養満点だからダスティングせずに爬虫類たちに与えて大丈夫!というわけではなく、コオロギを爬虫類に与えるときにはかならずカルシウム剤などをダスティングしましょう。
産卵所(コオロギを繁殖させる場合)
コオロギを繁殖させたい場合は、産卵所を作っておきましょう。
コオロギのオスが鳴き始め、お尻から棒状の産卵管が出たメスが現れたら、卵を産み付けはじめます。
産卵所がなければ飲み水用に湿らせた布や紙に産み付けようとすると思います。
成虫のコオロギのオスメスを買えばどうしても交尾をして卵を持ったメスが出てくることになります。
産む場所がないとコオロギがストレスを感じてしまうかもしれないので、繁殖させないにしても、卵が産めるような場所は作ってあげておいてもいいかもしれません。
コオロギの育て方-爬虫類・両生類の餌用などに!
以上、今回はコオロギの飼育方法について紹介させていただきました。
ぜひ元気なコオロギを育ててくださいね!


