今回は、前回の「レオパが便秘後に出したうんちと硬い尿酸」に続き、フトアゴヒゲトカゲが便秘のあとに出したうんちと硬い尿酸についての飼育ログになります。
この記事は、わたしが飼育している生き物たちの、様子や健康状態などを記録として残すための飼育ログです。
フトアゴヒゲトカゲが便秘後に出したうんちと硬い尿酸【爬虫類飼育記録】
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便秘になりやすいフトアゴヒゲトカゲ
わが家の爬虫類のなかで、便秘になりやすいのが前回紹介したレオパードゲッコーのはつゑさんと、今回紹介するフトアゴヒゲトカゲの大河ちゃんです。
今回は、大河ちゃんが便秘後に出した尿酸について紹介するとともに、思ったことなどを記しておこうと思います。

直近の排便状況
フトアゴヒゲトカゲの大河ちゃんの便秘前後の排便状況。
6/4…排泄
6/12…排便(今回紹介する排泄)
便秘後に出した硬い尿酸
尿酸は、排泄時に出てくる白い塊です。
人間でいうところの「おしっこ」ですが、爬虫類や鳥類は尿酸という固形のものとして排出します。
大体一緒に排泄されますが、尿酸だけが出てくることもあればうんちと一緒に出てくることもあります。
そういった排泄内容については、直近で摂取した水分や食事に依るところだと思います。
フトアゴヒゲトカゲについては、便秘をしたら7日目~10日目くらいの間に温浴をしてもらいます。
温浴の温度は35℃~40℃とすることが多いですが、便秘のときはそのなかでも少し熱めの温度にしています。
便秘が長引くほど、温浴をしても出すまでに時間がかかるようになります。
時間がかかるとお湯が冷めて来てしまうので、たまに手を入れて冷めていたらお湯を入れ替えます。
今回は20分ほどで出してくれました。
注目したのは尿酸です。
こちらは、大河ちゃんが6/4からの便秘明け(6/12)に出した尿酸です。
レオパードゲッコーのはつゑさんのときも硬い尿酸がでましたが、今回、大河ちゃんもなかなか硬い尿酸がでました。
お腹に溜まっているうちに尿酸がどんどん硬くなり、栓となって、さらに便秘になるという便秘のサイクルができてしまうように思います。
今回の大河ちゃんの尿酸の大きさと硬さはなかなかのものです。
これでは床材の誤飲以上に腸閉塞になってしまうようにおもいます。
やはり水分不足が原因か?
現状、レオパードゲッコーのはつゑさんと、フトアゴヒゲトカゲの大河ちゃんに関しては、水分不足が原因ではないかという仮説を立てています。
はつゑさんは霧吹きを嫌がり、大河ちゃんは他のフトアゴヒゲトカゲよりも野菜を食べるときの量が少なく、2匹とも水分の摂取量が快便の子たちより少ないように思うからです。
フトアゴヒゲトカゲについては、いつもは野菜を与えて水分補給も野菜からとしていましたが、大河ちゃんの便秘を受けて、週に1回は人工フードを取り入れるようにしました。
人工フードは水でふやかすので、必然的に水分が摂取されます。
快便の子は特に水分補給のためという意味では必要ないですが、せっかくなので栄養補給の意味で一緒に人工フードを与えています。
食べさせているのはフトアゴドライです。
便秘の原因はいろいろあると思いますが、この2匹についてはその後、水分量を意識した食事や、レオパについては霧吹きの頻度を上げることで今のところ快便の状態が続いています。
当ブログや運営動画で紹介している内容は、いち個人飼育者の飼育体験であり、ひとつのケースに過ぎません。
これらの中で、飼育方法やトラブルの対応などについての「正解」を紹介することはありません。
みなさまの飼育している子の異変や体調不良の際には、お迎えしたショップさんや動物病院など、専門的な方の意見を訊くことをおすすめいたします。