今回は、我が家のレオパードゲッコーが便秘後に出した硬い尿酸についての記録となります。
この記事は、わたしが飼育している生き物たちの、様子や健康状態などを記録として残すための飼育ログです。

レオパが便秘後に出したうんちと硬い尿酸【爬虫類飼育記録】
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便秘になりやすいレオパ

わが家に複数匹いる爬虫類の中で、わりと便秘をしてしまう子の1匹がレオパードゲッコーのはつゑさん。
別の記事「レオパが便秘をしたときの対処法」でも登場したのがこの子です。

今回は、そのはつゑさんが便秘後に出した尿酸について紹介するとともに、思ったことなどを記しておこうと思います。
直近の排便状況
はつゑさんの直近の便秘状況
5/31 排便
6/9 排便(今回の記事で紹介しているうんちと尿酸)
6/11 排便(ウンチが緑っぽい)
6/13 排便(再びウンチが緑っぽい)
6/16 排便
6/18 排便
6/19 排便
便秘後に出した硬い尿酸
尿酸は、排泄時に出てくる白い塊です。
人間でいうところの「おしっこ」ですが、爬虫類や鳥類は尿酸という固形のものとして排出します。
尿酸だけが出てくることもあれば、うんちと一緒に出てくることもあります。
今回注目したのは、この尿酸です。
こちらは、はつゑさんが5/31からの便秘明け(6/9)に出した尿酸です。

写真ではわかりにくいですが、結構硬いです。

指で押しただけでは割れません。
指の先にさらにぐっと力を入れてみると、ようやく割れました。
硬い尿酸を出したのち、ウンチが順調に出るように

はつゑさんが固い尿酸を出したのち、1日置きにウンチを出してくれました。
便秘後に出したうんちの後、2回はうんちが薄い緑っぽいのが心配ではありましたが、その後普通の色のうんちに戻りました。
6/9のウンチのあと、まだウンチがお腹に溜まっているかも入れないと思い、念のため餌は与えずにいたので、6/11と6/13に出したうんちはお腹に溜まっていたものと思われます。
硬い尿酸が栓になっていたのかもしれません。
床材が詰まって腸閉塞になるという話がありますが、硬い尿酸が詰まって腸閉塞になることもなくはないと思うので、尿酸の硬さは今後も注意していきたいと思います。
原因は水分の摂取量が少なかったからか・・・?
はつゑさんは我が家のレオパの中で、最も霧吹きの水が身体にかかることを嫌う子なので、普段からはつゑさんには水がかからないようにしていたのですが、その分、顔に付着した水滴を舐めたりすることがなかったため、水分の摂取量がすくなくなっていたのかもしれないなぁと考えています。(ケージ内に水入れは常備しています。)
あくまで個人的な考察なのでまだ確証はありませんが、今後は多少は嫌がるかもしれませんが、細かい粒子のミストスプレーなので、距離をとったうえではつゑさんにも霧吹きの水がかかるようにして様子を見ていきたいと思います。
また、今回の硬い尿酸を見て、普段から水分の摂取量が少ないことが疑われる場合は、餌を人工フードに切り替えるのもひとつの方法だと考えるようになりました。
爬虫類の人工フードは、基本的に水でふやかして与えるものが多いため、そういうものを食べさせることでフードから確実に水分の摂取ができるためです。
ただし、便秘が長引いてご飯を食べなくなった状態では食べ物での改善は難しいので、普段の食欲のあるときから与えるようにしておく必要があると思います。
同時に、普段の餌に「レプラーゼ(腸内細菌)」を添加しておくのも有効だと思います。
腸の働きが良ければ、尿酸が固くなる前に通常通り排出されやすくなると考えられるからです。
レプラーゼは摂取し過ぎによる弊害はないとのことなので、日常的に与えておこうと思います。
https://my-travel.xyz/wp/constipation-reopa/



当ブログや運営動画で紹介している内容は、いち個人飼育者の飼育体験であり、ひとつのケースに過ぎません。
これらの中で、飼育方法やトラブルの対応などについての「正解」を紹介することはありません。
みなさまの飼育している子の異変や体調不良の際には、お迎えしたショップさんや動物病院など、専門的な方の意見を訊くことをおすすめいたします。