マルカンより新しく発売されたシェルターを購入してみたので、そのレビューをしたいと思います。
前回はMサイズが売り切れていたため、Lサイズをフトアゴヒゲトカゲに使用してみたレビューでしたが、今回はMサイズを購入することができたので、レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)に使用してみました。
また、前回のLサイズはやはりアダルトサイズになったフトアゴヒゲトカゲには小さかったので、そちらもレオパードゲッコーに使用しました。
今回はレオパに使用してみた際のレビューをしてみたいと思います。
ジオシェルターをご検討されているかたは、ぜひ参考にしてみてください。

「ジオシェルター」Mサイズ・Lサイズ、マルカンから販売されたシェルターを使ってみた【レオパードゲッコー編】
マルカンさんのジオシェルターは陶器製の白いウエットシェルターです。
上部に水をいれることができます。
ジオシェルターはMとLの2サイズあります。
ジオシェルターM
Mサイズは角が直角になっているため、ケージの角に合わせておくことができます。
ただし、生体が小さかったり、隙間に入り込みたがる子である場合は、シェルターとケージの間に挟まって身動きが取れなくなる可能性もあるため、生体1匹分隙間をあけておくのが無難かもしれません。
ジオシェルターL
ジオシェルターのLサイズは、前方が円形・後方がまっすぐの半円形のような形状をしています。
レオパの飼育であればMで十分かと思いますが、中で態勢を変えることができる点では、むしろLサイズのほうが快適に過ごているような気もします。
Mサイズが狭すぎるとは思いませんが、中で過ごす生体の自由度はLサイズのほうがやはり高くなります。
ただ、Lサイズは結構ケージの面積を圧迫しますので、ケージが30~40㎝とかであれば、Mサイズのほうがレイアウト全体としては良いかもしれません。
ジオシェルターのメリット
前回の記事にも書いたものと重複する部分もありますが、ジオシェルターのメリットを紹介します。
白レイアウトに合う
ジオシェルターの良い点としてはウェットシェルターで白系ってあんまりないので、シンプルできれいだという点です。
ペットシーツ飼育やキッチンペーパー飼育などで白系レイアウトの人にしたいという需要は多いと思うので、そういう環境に合うと思います。
脱皮の補助
また、側面が多少ざらざらしているので、生体が脱皮する際に身体をこすりつけると、古い皮を脱ぐ補助になりそうです。
ただ、この点については、実際にLサイズのシェルター内で脱皮していたレオパを見ていたのですが、そこまで脱ぎやすそうには見えませんでした。
ツルツルではない分、ガラス面よりは良い、といったところでしょうか。
シェルター内の保湿
Lサイズのシェルター内に実際に湿度計を入れたところ、半日ほどで内部の湿度が70%になりました。
普段から飼育環境の感想が気になる場合や、ニシアフなどのより湿度を高めに飼育したい子など、乾燥が気になる子などに使用すると良いかもしれません。
ジオシェルター気になる点
ジオシェルターで気になるのは入り口の下の敷居みたいな部分です。
フトアゴにLサイズを使ってみた時は気になりました。
なので、これがなかったらもうちょっと使用できる生体の幅も広がりそうで、人気がでるような気がしないでもないといつも思いますが、レオパやニシアフなどであれば問題なく使用できています。
これが障害になって出入りしにくくなるということはなさそうです。
「ジオシェルター(M)・(L)」マルカンから販売されたシェルターを使ってみた【レオパードゲッコー編】
以上、マルカンから発売されたジオシェルターをレオパードゲッコーに使用してみたレビューでした。
あくまで個人的な感想ですので、人によっては感じることが違ってくる部分もあるかもしれませんが、参考になると嬉しいです。