爬虫類の生き物は脱皮をしますが、もちろん、レオパードゲッコーも脱皮をします。
飼育を開始したばかりだと、脱皮も一大イベントな気がしますよね!
今回は、レオパードゲッコーの脱皮について紹介したいと思います。
レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)の脱皮
脱皮に関する動画
脱皮に関する動画も、Youtubeで公開していますので、参考にご覧ください。
レオパードゲッコーの脱皮の頻度
爬虫類は割と頻繁に脱皮を行います。
そのサイクルはなんと、およそ10日~2週間に1回。
もちろん目安なので、個体の成長速度によって遅い・早いはありますが、目安としてはそのくらいの頻度で脱皮します。
レオパードゲッコーの脱皮の前兆
脱皮前には白くなる
レオパードゲッコーは脱皮前になると、全体的に白くなります。
この白くなったのが古い皮です。
ちなみに、口先まで白くなるといよいよ脱皮です。
その少し前だと、口先がまだ白くなっていない場合があります。
脱皮の前と後はいつもより籠りがちになる
脱皮前・脱皮後には、いつもよりシェルターに籠りがちになり、姿を見せなくなることがおおくなります。
身体が白くなっていたり、過去半月以内に脱皮した様子がなければ、脱皮の前兆で籠っている可能性があります。
脱皮前後に籠るのは、脱皮中は無防備になり、外敵に襲われやすくなるため、脱皮後に関しては、皮膚がまだふだんより心持ちではありますが柔らかいため、これもまた標的にされやすくなるためではないかと思っています。
脱皮の時は特に湿度管理を!
脱皮の時には、いつもよりしっかり湿度管理をしてあげてください。
あまりに乾燥してると脱皮不全(うまく古い皮が脱げない状態)の危険もあります。
脱皮は基本的に頭から脱ぐ
脱皮は基本的に頭から行います。
頭が一番脱ぎにくくもあります。
ケージの中には少しざらざらしたものなど、頭をこすりつけられるものを入れておいてあげると、レオパも脱皮しやすくなります。
前足あたりになると、自分の口を使って剥がしはじめます。
脱皮にかかる時間
脱皮にかかる時間は様々です。
早い子であれば、10分ほどで脱いでしまいます。
爬虫類屋さんで脱皮しかけのままウロウロしている子をみかけたことがありますが、うちの子を観察している限りでは、半日あれば十分脱ぎますし、頭をめくるのに時間がかかったりしますが、だいたい2時間ほどでは全部脱いでいるようです。
脱皮の後は発色が変わることがある
特に幼体のうちは身体の模様や発色が安定しておらず、脱皮を繰り返しながら変化していきます。
たとえばこちらのレオパは「アルビノパターンレス」というモルフですが、飼い始めはグレーでしたが徐々に黄色くなっていっています。
■ 脱皮前
■ 脱皮後
レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)の脱皮
脱皮は爬虫類飼育の楽しみの一つです。
特に最初は感動します。
基本的には、レオパが自分で綺麗に脱ぎますので、レオパが問題なく脱皮できる環境を整えてあげましょう。