爬虫類飼育をしていると、ケージのレイアウトや床材の一部としてレンガを使用することがあります。レンガは重みがあり安定しやすく、保温性もあるため、シェルターや バスキングスポット(ホットスポット)作りに役立ちます。しかし、レンガは「産業廃棄物」に分類されるため、処分が意外と難しいことをご存じでしょうか?
今回は、爬虫類飼育で使われるレンガの処分について詳しく解説します。
レンガは「産業廃棄物」扱い?家庭ゴミとして捨てられない!
一般的に、家庭で不要になったものは「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として処分できます。しかし、レンガは「産業廃棄物」に分類されるため、自治体のゴミ回収では引き取ってもらえないことがほとんどです。
なぜ産業廃棄物なのか?
レンガは、もともと建築資材として使われるものです。そのため、「建設廃材」として扱われることが多く、家庭ゴミとは別の扱いを受けるそうです。
レンガを捨てる方法
不要になったレンガを処分するには、以下の方法があります。
① 自治体の粗大ゴミ・不燃ゴミ回収を確認する
自治体によっては、少量であれば粗大ゴミや不燃ゴミとして処分できる場合もあるようです。
まずは、お住まいの自治体のホームページや清掃センターに問い合わせてみましょう。
② 産業廃棄物処理業者に依頼する
確実な方法としては、産業廃棄物処理業者に依頼することです。
ただし、有料での回収となるため、費用がかかる点には注意が必要です。
③ ホームセンターの回収サービスを利用する
一部のホームセンターでは、不要になったレンガやブロックの回収を行っていることもあるようです。
購入する前に確認するのが一番良いですが、購入してしまった場合でも一度、購入した店舗に問い合わせてみると良いでしょう。
④ フリマアプリや譲渡を活用する
レンガは再利用しやすい素材なので、フリマアプリ(メルカリ・ジモティーなど)で譲るのも一つの方法です。爬虫類飼育者やガーデニング愛好家など、レンガを必要としている人とマッチングできるかもしれません。
まとめ:買う前に「捨てる方法」も考えておこう!
レンガは爬虫類飼育で便利なアイテムですが、処分するのが意外と大変です。購入する前に、「長く使えるか?」「捨てるときの手間を考慮しているか?」を考えておくことが大切です。
もし不要になった場合は、自治体のルールを確認し、適切な方法で処分するようにしましょう!