今回はレオパードゲッコーのお迎え当日のことについて紹介したいと思います。
レオパードゲッコーって爬虫類の初心者さん、特に、本当に初めて爬虫類をお迎えするっていう方が選ぶことが多いと思います。
そんな時、
レオパをお迎えする時って、どういう風にお迎えしたらいいのか。
準備とかもどんなものが必要か。
どうやって選んでどういったところに買いに行ったらいいんだろう。
そういう不安があると思います。
あと、店員さんに質問したほうがいいんだろうなとおもいつつ、わからなすぎて何を聞けばよいかわからない、ということもあると思います。
今回は、そういった、どうやって選べばいいのかということも含め、また、私自身がどうなんだろうと最初の時におもったことを踏まえて紹介したいと思います
いろんな購入の仕方とか出会いがあると思いますので
あくまで、わたしの体験ベースでのご紹介にはなるんですけれど、
よかったら参考にしてみてください。
レオパードゲッコーお迎え当日の注意点と知っておきたいこと
レオパードゲッコーはどこで買うんだろう
まずレオパはどこで買うんだろうという話です。
一番多いのは爬虫類ショップかなとは思います。
ネットで、【レオパ+自分の地域】を入れて検索して出てきたお店にいくことになるとおもいます。
また、爬虫類になんの接点もない人がレオパと出会ってしまう機会もあります。
そういう意味で一番多そうなのはホームセンターかなと思います。
わたしが今までいろいろ見た中では、ホームセンターのコーナンさんの店舗のいくつかでは、生き物に力をいれているお店があり、中にはレオパ等の爬虫類を販売しているお店があって、多ければ20匹くらい置いていたりするお店もあります。
もしくは爬虫類系のイベントというのが全国的に行われているので、そこで出会って、お持ちかえりして・・・という感じもあるかもしれません。
事前準備について
例えば、前述のホームセンターのように、突発的に出会って突発的に購入して、という場合、事前準備とかなくてだいじょうぶなの?と疑問に思うかとおもうんですが、レオパ含め爬虫類に関しては事前に準備するのが一番おすすめです。
事前に準備するか、もしくはレオパの購入都同時に、ケージと暖房器具と餌とを購入するのどちらかかなと思います。
購入して、とりあえずの虫かごとかに入れて、後日準備したらいいかなと思うかもしれないんですが
これは本当に極力やめていただければと思います。
というのもレオパってほんとにとても臆病で、最初の内とかはさらにわをかけて臆病な生き物です。
購入した時は、小さいプラスチックのお惣菜のおかずいれるようなケースに入れられたうえ、車だったら極力揺れは抑えられるかと思うんですけど、やはり歩いてる時とか思っている以上に揺れ、それで凄く敏感になっています。
そんな状態でさらに新しい飼育環境にいれることになります。
販売者さんとからもいわれると思ういますが、最初は2~3にちは絶対に放置してください、
餌もあげないでください、その環境になれさせてくださいといわれます。
お迎えしたばかりの最初の時間っていうのはとても大事なので、いったん虫かごなどに入れて、また新しい環境に入れて、というのはとてもストレスになります。
なので、ある程度セッティングが整ったところにいれていただきたいです。
とくに最初は飼育者側にもわくわく感があって、レイアウトを変更したい、あそこはやっぱりこうしようかな、ってすぐに変えたくなっちゃうことも多いかと思いますが、そういう場合は、できたらひと月くらいはあけ、一月後くらいに個体の様子をみながらやっていただければとおもいます。
多少位置を変えるとかは良いと思いますが、最初の段階でシェルターの場所を覚えてフンをする場所を決めるので、決めた場所がまた移動してるっていうのもストレスになります。
できたらシェルターの位置と、フンをするいちとかはできるだけとくに最初は変えないであげましょう。
あと、シェルターを入れた後、やっぱりシェルターにこもりがちになるから取るとかはやめてあげましょう。
シェルターに水入れがついてると、1日1回水の交換とかでケージから出すんですけど、シェルターがないことに気付くと、うろうろして探します。
シェルターはレオパたちの安心のよりどころになってるので、入れたあとに取るというのはやめてあげましょう。
レオパがこもりがちになるからシェルターを入れないっていう方針の人もいますが、それならそれで、最初から入れないようにして飼育してあげましょう。
最初なくてあとから入れるのはよいと思いますが、入れてから取るのはやめましょう。
でできたらですが、もしシェルターをいれないとしても、
せめてアーチ状になってる木などを入れて、飼育者さんからもみえるし、レオパもその下に休めるという状態だけでもつくってあげると、レオパたちも安心して過ごせるのでそうしてあげるのも検討してみてください。
話がそれてしまいましたが、
飼育ケージは、事前に購入するか、レオパと一緒に、同時に購入してあげてほしいとおもいます。
レオパードゲッコーの選び方
次にレオパの選び方なんですけどこだわりがなければ、選ぶポイントは3つかなと思います。
ここでまず、あなたに質問です。
・予算はいくらくらいですか?
・どういう模様の子が欲しいか決まっていますか?
(もしくはどんな感じの子が好みですか?)
・どのくらいの育ち具合の子が欲しいですか?
これらを総合的に見て選ぶ感じになるとおもいます。
初心者さんだとより赤ちゃんっぽいカワイイ子を欲しがると思いますが、あまり小さいと育てにくいです。
なので、せめて幼い子でも4~5か月以上の子を選ぶのがいいかなとおもいます。
また、爬虫類は幼い子ほど価格は安くなります。
ただ、価格と模様はとても関連しているので、生後何か月っていうのが同じ子でも、モルフが違うと価格も違ったりします。
こういったことを店員さんに伝えてアドバイスを貰いながら選ぶといいと思います。
レオパを購入する時、店員さんに質問してみよう
お客さんが初心者さんか詳しい人かというのは、店員さんのほうでもなんとなくはわかるとおもうんですけど、知ってる知らないとかは店員さんからはわからないですし、店員さんもみんながみんな社交的でというわけでもないので、最低限のことしか教えてくれないということもあります。
なので、購入者側から店員さんに質問はしたほうがいいです。
でも、ほんとに初飼育だと質問することもわからないですよね。
今回は、大まかではありますが、販売者さんに質問してみると良いことを紹介します。
販売者さんに質問するとよいこと
質問したほうがいいことってなにがあるかというと、まず、性別を聞いてみてください。
うまれて4~5か月ほどだとちょっとわからないことが多いので、聞いてもわかりませんねといこうとがあります。
特に初心者さんだと、生まれて2~3か月の小さい子を飼いたいということがおおいかとおもうんですけど、小さければ小さいほどわかりません。
ただ、販売者さん側で性別の見極めの上手い人っていうのがいらっしゃいます。
特にメスの場合は難しく、オスだと膨らみがでてきます。
それが、メスだから特徴がそもそもないのか、それとも、まだオスだけど特徴がはっきり出ていないのか、という見極めがわりと難しかったりします。
しかし、中には性別の見極めが上手い販売者さんっていらっしゃるので、一度「性別ってわかりますか?」って感じできいてみてください。
そしたら、「断定はできないですけど、まぁ8割がた女の子かな」とか、「男の子かな」とかいってくれる方もいますし、「やっぱりまだわからないですね」といわれる場合もあります。
聞いておくと今後の飼育の参考にもなりますし、たとえ「わからない」という回答でも、「いまのくらいだとやっぱり特徴って出てないんだ」ということがわかると思います。
餌について
次に餌についてです。
「この子は普段、餌ってなにたべてるんですか?」と聞いてみましょう。
初心者さんだと、昆虫むりっていう人が多いと思います。
その場合、お店側が人工フードにならしてくれていると購入した人工フードを食べてくれる可能性が高いです。
もちろんストレスとかで食の好みが変わったりっていうことはありますが、初心者さんで昆虫ムリっていう人は「この子は人口フード食べますか?」と聞いてみて、
人口フードに慣らされてる子を購入していただければと思います。
あとはコオロギだとしても何サイズを食べていたのか、というのもあります。
特に幼いレオパだと、普段Sサイズたべてたのに飼育者さんがMサイズ用意してしまって、
あげようとしたけど食べない、なんでだろう?って思ったら、レオパ側がMサイズ怖がってたべてないってこともあります。
その場合、サイズをSサイズにしたら食べた、ということもあります。
なので、餌についても訊いていただきたいと思います。
温度、湿度
あとは温度、湿度についてです。
幼い間はちょっと高めで30度近く、大人になってくると27度~30度くらいでホットスポット・クールスポットを作り、飼育します。
ネットとかにも情報は出てるんですけど微妙な数字の差で混乱することもあるので、一度購入時にも聞いてみてください。
ネットで調べるっていうのはやっぱ疑問を持ってからじゃないと調べないので、一通り、基本的なことは購入と同時に聞いたほうがいいと思います。
質問することで次の新しい質問が自分の中にでてくることもあります。
あとでネットで調べるからいいや、と思わずに、お店のひとに質問してみてください。
モルフ(=品種)について
続いて、モルフ(=品種)についてです。
生き物なので、購入したときに生体販売証明書というものを貰うことになります。
最終的にはそれにモルフは記載してくれているはずです。
ですが、選んでる時にも、「モルフなんですか」って感じできいてみてください。
レオパっていろんな模様の子がいるのでその中から選ぶと思うんですけど、選ぶときに「この子可愛いですね、なんていうモルフですか?」という感じで気軽に聞いていただければと思います。
たまに販売者さんからモルフにまつわるウンチクが聞けたりもします。
以上のように購入時にお店の人に質問してみてください。
もちろん、もっと根本的なことなども聴いても大丈夫です。
ほんとになにもわからないのであれば、飼育に必要なものひとそろい訊いてみてもいいでしょう。
わからずに飼育することが一番怖いことだと思えば、質問することはそこまで怖いことではないと思えるとおもいます。
お店から家まで連れて帰るとき
お店から家まで連れて帰るときは、お惣菜の入れ物みたいな小さいケースにいれられます。
お店の方で、キッチンペーパや床材を軽く入れて、その中にレオパいれてふたをし、新聞紙とか紙袋にいれて外が見えないようにして、というようなことをして包んでくれます。
冬の寒い日なんかはレオパたちの適正温度からしたら寒すぎるので、お店の人がだいたいカイロとか入れてくれます。
そういった状態で、家まで連れてかえります。
このとき、最初からレオパを買う可能性があるのであれば、できれば車で行ってもらいたいです。
わたしは移動手段に車がなく、車を持ってないし免許もないのでレンタルもできず、最初買うときは自転車で連れて帰ったんですが、自転車って自分が思っている以上にめちゃくちゃ揺れます。
でゆれるとやはり、怖い思いをするのは生態です。
密閉されて狭い所にいれられ、周りが見えず、揺れるというのは怯えるには十分ですよね。
なので、せめて自転車などの揺れる移動手段はできるだけ避け、もしどうしても自転車ならできるだけフラットな道をゆっくり走ってください。
マンホールとか、普段意識しないようなちょっとした段差でも結構揺れます。
籠も、ハンドルにひっかけても、リュックでも、どういう持ち方でも結構ゆれます。
なので自転車はできるだけ避けてください。
車か電車か歩きかな、と思います。
車が一番ベストですね。
そっと持って帰ってあげてください。
レオパもトカゲのようにしっぽを切る(自切)生き物なので、よほどビビらせてしまうと、帰宅して開けたらしっぽを落としてしまっている、ということもな気にしもあらずです。
(レオパではありませんが、他のトカゲでそういう体験談を聞いたことがあります。)
家に帰ってからは、事前にセッティングしてるならそのまま入れてあげて欲しいです。
同時にケージとかを買ったならまずはセッティングしてから入れてあげてください。
で、蓋開けた瞬間って、すごく威嚇してきます。
あんまり噛みついてくることってそうそうないので、四肢を突っ張って身体全体で警戒してる感じを出してきます。
いったんわたしも他の子とか手で救い上げてケージに移すっていうことをしていたのですが、1匹、フタをあけただけで鳴き声を出したんですね。
レオパってほんとうにめったに鳴かないので、そのくらいなき声あげるくらいビビらせて触るとほんとにストレスになります。そういう子であれば、浅いケースなので、ちょっと斜めにしてあげたらじぶんで降りれます。
人間側のビビってる感じっていうのもレオパには伝わってしまうので、もしあなたが怖いと感じているなら、無理に手で移そうとしなくていいです。
持って帰るときに入れていたケースごと、用意したケージにいれて、自分で降りるのを待ってもいいです。
飼育開始2~3日はほぼ放置を!
2~3日は霧吹きと水の交換くらいの関りにしましょう。
できたら、夜遅くまで電気突くような部屋はやめてあげて、何ならあんまりのぞき込まないようにし、写真を撮りたい気持ちもわかりますが、最初だけは写真も極力控えるようにしてあげてください。
わたしもレオパを飼い始めてから知ったんですけど、スマホの機種にもよるかもしれませんが、動画撮りながら写真撮るとカシャって音がなりません。
なので、レオパがこっちを意識してないようなときに、そういう感じで無音で撮って、すぐひっこむみたいにして、レオパになんかされてるって感じを思わせないようにしてあげてください。
(シャッター音がなるとほぼ確実にこちらに気付きます。)
なんなら布かぶせて今からとにかく飼育ケージの中の環境になれてもらうんだって感じで過ごしていただければと思います。
ハンドリングについて
いつからハンドリングができるか、ということについては、それぞれの個体によるので、正解はありません。
うちでは、早くてもひと月たってからでしたし、していない子は3か月たってもしていません。
だいたいの感じですが、半月くらいは基本的に籠って、環境に慣れてきた子は、トイレや食事の前後や、部屋が真っ暗になって静かになったときなどにうろうろしはじめます。
そこから、徐々に慣れて行って、ひと月くらいたつと、夜にケージの壁にへばりついて動き回ったりするので、そのときに、人間側が手を差し出して、登ってきたら、ハンドリングするし、登らなかったり、明らかに警戒していたらハンドリングはしないようにしています。
わたしはレオパが自分から手に乗らない限りは、なにかの必要がない限り、直接触るということは今でもしていません。
そういった感じで、最初の購入時っていうのはレオパにストレスを与えないよう、穏やかにすごさせていただければと思います。